怠け者の雑記帳

ふと思いついたときにでも書きます

思いの欠片

例えば焦がれたものがあったとして。
残滓が燻っていたとして。
燃やし尽くす切欠に遇えたのなら。
それは懐かいものへ姿を変える。
過去を刻んだその情念は。きっと良き灰となりて次へ巡る。
なんてことはない。それを人は繰り返すことで「成長」するのだ。
決別ではない。消化した果ての昇華なのだ。
 
さようなら、駆け抜けた一瞬よ。
そしてまた会おう、名を変え姿を変えるであろう「刹那」よ。
 
 
 
 
 
 
 
正直に言えない者がきっと、言葉を飾る。
その創られたガワを見て、誰がどう思ってもいい。
いつかきっと、それが届いてほしいと願うモノに届きますようにと。
そう、祈るように筆を執る。